きたぞわれらのウルトラマン~お父さんのための「平成~令和シリーズ」入門(主題歌つき)

※当サイトで掲載している画像や動画の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属します。

ID:606

我々昭和のオリジナル世代からすると、「ウルトラマン」と呼べるのはゾフィー、初代ウルトラマン、セブン、新マン、エース、タロウ、レオ、父に母にキングにアストラに、アニメのザ・ウルトラマン、さらには80まで…がかろうじてで、その後に続く有象無象は子どもでもいないと、まぁよくわからないですよね。かくいう私が長年そうでした。

なんといまやウルトランは軽く40人を超えます。

そこで、息子と共にいろいろと観てようやく把握した平成以降のシリーズを主題歌と共に簡単にまとめます。意外とWebにもストーリーの解説とかばかりで、大まかなまとめがないんですよね。。。

(ただし、あくまでも冠番組を背負った主役級のウルトラマンだけで、脇役で登場するのは省きます)

 

*2019.9.24更新、R/Bとタイガを追記しました。


<平成三部作>

まずはティガ、ダイナ、ガイア。この3人がとにかく見た目にソックリで見分けがつきません。(幼稚園児の息子が把握しているのがさらに謎)

 

◆ウルトラマンティガ(1996~1997)

ウルトラマン生誕30周年を記念して80の放送終了より15年半振りに制作されました。

 

なんせ主演にジャニーズV6の長野君を起用、主題歌もV6なところに意気込みが感じられますが、スケジュール調整が難しくウルトラシリーズの中でももっとも活躍しない主人公となったといわれています。(ちなみに女性隊員が吉本多香美さん(ハヤタこと黒部進氏の実娘)、隊長が高木澪さん)

 

この三部作の特長は、これまでのウルトラマンの基本コンセプトである

・M78星雲(光の国)から来た宇宙人

ではなく、

・超古代に地球を守った光の巨人

・ウルトラマンティガは人間であるダイゴそのもの

であり、ついでに

・やたらとモードチェンジする

点が挙げられます。

 

これは放送局がTBSから毎日放送に変更になり、バンダイの売り上げ倍増計画アイディアだとされています。

 

ティガは通常のマルチタイプ(赤青)・パワータイプ(赤)・スカイタイプ(青)があり、これがまた見分けがつかなくなる要因でもあります。その方が人形が売れるから、というマーチャンダイジングな発想は新マンが当初は「ウルトラマンが帰ってきた」だったのに「それだと人形が売れない」と別人になったのと同じですね。

 

ちなみにティガとはインドネシアの整数の3のことだそうです。

↓スピード感があってカッコイイ主題歌(V6)


◆ウルトラマンダイナ(1997~1998)

前作の10年後の設定で描かれるダイナのネーミングは、ダイナミックでダイナマイトなんだそうです。小林旭ですね。

 

ダイナもまた「フラッシュ」「ミラクル」「ストロング」と3つのタイプがあり、主題歌の歌詞にも出てきます。

 

主人公がヘッポコ熱血野球バカのつるの剛士氏、サイドを固める隊長が木之元亮氏(ロッキー刑事)、布川敏和氏、山田まりやさんという顔触れ通り、平成ウルトラマンでも熱血・コメディー路線が顕著な作品。

 

↓作詞 松井五郎、作曲 鈴木キサブローの主題歌はサビのメジャーへの転調がカッコイイ名曲です↓


◆ウルトラマンガイア(1998~1999)

ティガとダイナが同一世界観だったのに対し、完全に地球出身のウルトラマンであるため変身のタイムリミットは存在しない特長を持ちます。(ただしライフゲージというカラータイマーに相応する部分は存在)

 

最大の特長はライバルとなるウルトラマンアグルが設定されたこと。

 

主人公の吉岡毅志氏はブレイクしませんでしたが隊長に渡辺裕之氏、隊員に宇梶剛士氏参謀に平泉成氏と何気に豪華なメンツ。

↓主題歌は作詞 康珍化。「ギリギリまで頑張って どうにもならないそんなとき ウルトラマンが欲しい」 という歌詞が印象的です。↓


<平成第2期>

◆ウルトラマンコスモス(2001~2002)

円谷英二生誕100周年、ウルトラシリーズ35周年を記念して制作された21世紀初のウルトラマンは、怪獣を倒すのではなく共存を目指すという、強さと優しさを兼ね備えた新しいスタイルでした。

 

大きなお友達からは「カタルシスがない」と批判されますが、ちびっこや母親には歓迎され、主人公の杉浦太陽氏のキャラもありTVシリーズ1年強、劇場版3+α作を数える人気作となりました。

 

第49話放送後、杉浦太陽氏が傷害・恐喝事件の容疑者として逮捕され、急遽穴埋めに劇場版アニメや『特別編集編・前後編』、OV作品『ウルトラマンネオス』を放送してしのぎ、その後に不起訴、起訴猶予処分となったため放送再開、無事最終回まで放送されました。

 

主人公に杉浦太陽氏、隊長が嶋大輔氏(男の勲章)、坂上香織さん(清純派からセクシー女優)らが隊員役で登場。

 

モードチェンジを除けば初の「青いウルトラマン」で、耳が大きいなど見分けがつきやすいのは助かります。

 

戦闘中は太極拳をモチーフにしたヘンなファイティングポーズをとります。

「ルナモード」「コロナモード」「エクリプスモード」にタイプチェンジ。色だけでなく顔の形まで変わるのでもはや誰だかわかりません。

 

↓松井五郎作詞 KATSUMI(!)作曲の主題歌は明るく爽やかで良い曲です。「力で勝つだけじゃ何かが足りない」


◆ウルトラマンネクサス(2004~2005)

コスモスから間を置き開始されたテレビシリーズで、制作局がティガ〜コスモスまでのMBS(毎日放送)からCBC(中部日本放送)に替わり、シリーズでは初めて土曜の朝7時半に放送されました。

 

この土曜早朝という枠を「深夜31時半」と捉え、ジャパニーズホラーテイストのミステリアスな群像劇を叩きつけた意欲作であり、数あるシリーズの中でも「最も恐ろしく、過激で、熱いウルトラマン」と言われる異色作。

 

対象年齢層の引き上げが目標とされ、大河ドラマ形式のシリーズ構成やウルトラマンの変身者が複数登場するなど、とにかく従来のウルトラマンと違う新たなヒーロー像を作り出すことをテーマとして、様々なシリーズ初となる革新的な試みがなされました。

 

しかしシリアスでハードな内容や、連続ドラマ形式のストーリー構成が子供にウケず、予算削減でミニチュアを減らしてCGを多用、安くて暗いVシネのような画調、1体の怪獣を2~4話連続で使い回し物語のテンポが悪いなど、その試みの殆どはことごとく裏目に出てしまい、放送短縮=打ち切りの憂き目に遭ってしまいました。(出演者もほとんどがあの人は今?状態)

 

円谷プロがこの時に立ち上げた他の ULTRA N PROJECT作品(映画『ULTRAMAN』)も興行不振に終わり、玩具売り上げも一貫して低調でPROJECT自体も頓挫。当時の円谷プロ社長・英明と、会長・一夫の関係が悪化して放送中の2005年4月、英明は社長職を解任される(両者とも円谷英二の孫で従兄弟同士)など、まさに失われた年代の呪われたウルトラマンとなりました。この失敗は円谷プロに致命的なダメージを与えてしまい、結局自力での経営建て直しが不可能となり大手CM制作会社TYOの傘下にならざるを得なくなる(この時のダメージは放送終了から10年以上経っても尾を引き、従来のような1年間4クールのテレビシリーズが満足に制作できない状態が続きました)

↓主題歌の『英雄』はバンド演奏によるハードロック調で、歌詞に「ウルトラマン」が登場しないというこれまた異色作


◆ウルトラマンマックス(2005~2006)

やたらと重くシビアで暗かった前作の反省から「原点回帰」をテーマに「最強!最速!」をコピーに、「マックス」というわかりやすく、力強さを表現する名前を与えられました。

 

平成ガメラ3部作の金子修介氏、黒田洋介氏、三池崇史氏、中島かずき氏といったこれまでウルトラマンとあまり縁のなかった新しいスタッフと、初代ウルトラマンでバルタン星人を手がけた飯島敏宏氏やティガやガイアのメインライターだった小中千昭氏、そして実相寺昭雄氏といったウルトラシリーズに深く関わっているスタッフも参加、バラエティに富んだ作品群が集中。結果、本作に関わった脚本家は18名、監督11名という全シリーズ通して屈指の人数が集結します。

 

最大の特長はTVシリーズでは80以来の「昭和怪獣の復活」。来る40周年への大きな目玉として人気投票により1位を獲得したゴモラを始め、ゼットンやキングジョー、バルタン星人らが登場。さらにはハヤタ、イデ、アキコ、アラシにモロボシダンやオオトリゲンまで、ウルトラ俳優が多く出演しています。

 

昭和ウルトラシリーズと同じくM78星雲からやってきたという設定で、マックスのデザインは平成ウルトラ作品の主役では初のウルトラセブンタイプですが、作品中では明確な関連は語られていません。

 

タイプチェンジ変身は本作では採用されておらず、その代わりに派手な変身プロセスと装着した変身アイテム(ブレスレットが刀になる)が必殺技使用時に使われるというところにマーチャンダイジング的な配慮がみられます。

 

OPの映像では最初にサブタイトル、最後に登場する怪獣の名前の他、ウルトラマンや怪獣、防衛隊隊員のシルエットが出てくる、EDが存在しないなども原点回帰。

 

ちなみに今では大女優の満島ひかりさんがアンドロイド役でまばたきしないで出演してます。

↓やたらと明るく単純明快でこれぞウルトラマン(てかセブン)、という主題歌


◆ウルトラマンメビウス(2006~2007)

ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品として、前作の昭和シリーズ復活路線をさらに推し進め、遂にウルトラ兄弟が四半世紀振りにTVシリーズに再登場。

 

歴代怪獣、過去の特別チーム隊員が再登場し、過去のエピソードを踏まえた展開が繰り広げられる一方で、パワーアップやタイプチェンジなど平成シリーズの要素も組み込み、ウルトラシリーズ40年の歴史の集大成と言える作品となっています。平成シリーズの作品として初めて、昭和シリーズとの繋がりを明確に示し、「タロウに訓練を受け、父に命じられて80以来 25年ぶりに地球にやってきた新米ウルトラマン」という設定。

 

タロウ役の篠田三郎氏を除く昭和ウルトラマン変身前の本人達が全員ゲスト出演し、さらには父や母、キングのみならずアストラやユリアンまでが代わる代わる登場してはメビウスを指導、サポートしながら一緒に戦い、さらには当時の設定を補完しつつリスペクト溢れる作風でお父さん世代感涙の一作です。(劇中で「あれがお父さんが子どもの頃に見たウルトラマン?」といったセリフが出てきて泣かせます)

 

それまでもよく出演していたハヤタ、ダン、郷秀樹だけでなくおじさん北斗とおばさん南が揃って登場したり、オオトリゲンは当時のダンからやられたしごきを施したり、特に80のゲスト回では長谷川初範氏と当時の学生役だった生徒らが出演して同窓会を開き『ウルトラマン80の事実上の最終回』として2006年日本オタク大賞で大賞を受賞するなど大きなお友達からも好評を得ました。

 

とても全話は見れないわ、という人は劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』だけでも観てみてください。キングの声が小泉純一郎元首相(!)素晴らしい棒読みが楽しめます。

 

このようにようやく本当に見たかったウルトラマン復活、となり盛り上がりましたが、主人公ヒビノ・ミライ役の五十嵐隼士氏はビミョーで、後に芸能界を引退してしまいました。この辺の詰めの甘さが仮面ライダーや戦隊に追いつけない円谷らしさなのか…

↓主題歌は作詞 松井五郎、作曲 鈴木キサブロー。イマドキでありつつ、冬木透氏的ホーンが入りちゃんとウルトラマンらしい名曲。サビのマイナー調がステキです


<2010年代>

◆ウルトラマンギンガ(2013~2014)

2010年代は放送局がテレビ東京に変わり、「ウルトラマン列伝」として過去作品の編集を施した再放送や劇場版放送でナーチャリング状態が続きます。

 

2013年に円谷プロ創立50周年記念日に名前と姿が公式発表され、単体作品ではメビウス以来の新ウルトラマン「ウルトラマンギンガ」がスタートします。

 

一期は高校生を主人公とし小学校周辺を舞台としたジュブナイルテイストの作風でシリーズでは初めて防衛チームが登場しません。その後、「新ウルトラマン列伝」内の30分枠を丸ごと使って放送する完全新作TVシリーズとして主人公が交代して再スタート。(ややこしい)

 

とにかく円谷プロの財政ほか大人の事情で放送スタイルがトリッキーで、リアルタイムで視聴していてもなにがなんだかわからない状態が続きました。(子どもは特に気にしないが)

 

ギンガの特長は、市販の怪獣フィギュアを「スパークドールズ」として変身アイテムに使用する点と、タロウから授かった「ストリウムブレス」によりタロウと一体化したウルトラマンギンガストリウムに変態したり、ゾフィー、マン、セブン、ジャック、エース、タロウら6兄弟の光線技も使えたりと、なにかしらゴーカイジャー的なバンダイ様のマーチャンダイジング戦略が強く見られる点です。フィールズ効果なのか。見た目はとにかくあちこちがLEDで光ります。

↓主題歌もこれまた複数ありますが、このテイクはTHE ALFEEです。


◆ウルトラマンビクトリー(2013~2014)

ウルトラマンギンガの続編「ウルトラマンギンガS」内に登場するもう1人のウルトラマン。ギンガと共に戦い、最終的には合体してウルトラマンギンガビクトリーというもはやなにがなんだかわからない事になります。

 

見た目も異例で、黒を基調とし、胸にVの字、さらにはモミアゲ…公式には明らかにされていませんが、マジンガーZをモチーフにしたのでは?と言われるのも納得です。

 

さらにスゴイのが、ライダーマンのように腕に着けるアタッチメント。レッドキングのコブシ、エレキングのシッポ、キングジョーのマシンガン、グドンのムチ、サドラのハサミ…悪趣味です。

 

アイドルグループでんぱ組inc(当時)の最上もがさんがアンドロイド役で出演していました。

↓ワケワカラン、という人はこちらを


◆ウルトラマンエックス(2015~2016)

2015年4月に公式発表された歴代41代目。見た目にもサイバーチックで、なぜか耳にヘッドホン。ギンガから続くウルトラマンとの共演も健在で、ウルトラマンゼロや放送10周年を迎えたウルトラマンマックスが登場してます。

 

前作からNISSANが車両を担当し、防衛隊のメイン車両はリーフの改造車両。地球防衛もエコの時代。

 

今作の特長は、変身やモードチェンジに従来のフィギュアだけでなく、カードを使用する事で、即席麺やお菓子などとのコラボ商品も多く登場しました。ビクトリーから続く怪獣のチカラを利用したモードチェンジでは、ゴモラアーマーやベムスターアーマーなどがあり、プロテクター状の鎧を被るカタチに変態します。

 

これまでに登場した歴代人気怪獣が、バードンやらゼットンやらキングジョーやらブラックキングやら、やたらと強豪揃いなのも一部で話題になりました。
それにしてもなぜエックスなのか。銀の仮面に黒マフラーのあの人とは関係ないようですが…

↓ハードロック調の主題歌

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

 


◆ウルトラマンオーブ(2016)

エックスから約半年後にスタートした新シリーズ。「斜め上」のコンセプトで、シリアスとコメディのひねりの効いた作品でした。

 

このタイミング歌手活動45周年を迎えた水木一郎氏が、初めてウルトラシリーズのテレビ作品の主題歌を担当して話題になりました。

 

なんといっても特長は、歴代ウルトラマン2人の力を借り(フュージョンアップ)て戦う点。変身時に「ウルトラマンさん、ティガさん、光の力、お借りします!」と敬語なのが好感。

 

主人公はモロボシ・ダン、木枯し紋次郎、小林旭をモチーフにした天下御免の風来坊、というのも時代錯誤で面白いです。同好会的な調査チームの仲間と行動する点も異色で、それを見守る防衛隊「ビートル隊」の隊員に柳沢慎吾氏がレギュラー出演、持ちネタであるタバコの箱のような通信機で活躍しました。

↓レトロなフォントがウルトラです


◆ウルトラマンゼロ(2009~,2017)

「セブンの息子」として第2世代では知名度が高く、登場も古く2009年公開の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(この時の敵役、悪いウルトラマン ベリアルの声優は宮迫博之氏)でしたが、自分が主役のテレビ番組がなくいつもゲストでした。オーブ終了後にようやく自らの冠番組「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」がスタート。売れない二世芸人並の苦労人です。

 

あしたのジョーをモチーフにした反抗的キャラで目つきが悪く、当初は父親を知らず、大先輩のウルトラ兄弟にタメ口をきくなどしていましたが、その昔セブンにしごかれたレオに預けられ、鍛えられて更生しました。

 

ゼロの特長は、人間時の俳優が何人もおり、作品ごとに変わる点です。(あのDAIGO(北川景子の旦那)が演じたことも)

 

もう一つの特長はウルトラマンとは違う仲間達と行動を共にする点。それもミラーナイト (ミラーマン)、グレンファイヤー (ファイヤーマン)、ジャンボット (ジャンボーグA)、ジャンナイン (ジャンボーグ9)という、かつてウルトラマンA時代に計画され頓挫した「銀河連邦」構想がここに来てひっそり実現するという、もはや昭和特撮の亡霊ともいえる執念を感じます。

↓オヤジのセブンも登場


◆ウルトラマンジード(2017)

お次はなんと悪役の黒いウルトラマン、ベリアルの息子という設定です。見た目にニセウルトラマンみたいに目つきが悪いのはそのせいです。

 

主役を浜田龍臣くんが演じ、ベリアルと因縁の深いゼロもレギュラーゲストで登場します。心配された「闇堕ち」はなく、前向きで明るいウルトラマンとして父親と対決します。

 

ウルトラセブン50周年にちなんで、ペガッサやゴドラ星人などが登場しました。

↓覚悟決める主題歌


 

◆ウルトラマンR/B(ルーブ) (2018)

 

2018年7月7日から放送スタートしたウルトラマンR/Bは、シリーズ初の兄弟ウルトラマンが主役。

キャッチコピーは「これは俺たち兄弟の物語。ウルトラマン、はじめます。」「俺色に染め上げろ!R/B」

 

シリーズ初の試みとして、ウルトラマンに変身する2人の兄弟がダブル主人公。戦闘シーンではウルトラマンが2人がかりで攻撃するのが卑怯に見えないように配慮された・・・そうです。

 

近年多い「成長するウルトラマン」なのに加えて、ホームコメディ路線が特徴。エックス移行、防衛隊が出ないのは予算やスケジュールの都合から世界観をコンパクトにする必要性があることも理由なのだそうです。

▼決して絆を諦めない主題歌

 


 

◆ウルトラマンタイガ(2019)

現時点での最新作は2019年7月6日からテレビ東京系列で毎週土曜 9:00 – 9:30 に放送されているコチラ。令和最初のウルトラマン作品です。キャッチコピーは「「タロウ」の息子の物語 そして「タイガ」がここにいる!」、「行くぜ相棒!バディゴー!」。

 

タイガはなんと、タロウの息子です。ルックスも変身時のポーズや効果も似せてあります。

 

本作品では、シリーズを通して初めて主人公が複数のウルトラマンに変身するのが特徴。
ウルトラマンタロウの息子ウルトラマンタイガ、惑星U40(ザ・ウルトラマンの故郷)出身のウルトラマンタイタス、惑星O-50(オーブの故郷)出身のウルトラマンフーマに、その時々で状況に合わせて変身します。

 

▼主題歌です。コメントしにくい・・・(笑)

 

 

 

また更新します。

 


<関連記事>

「実相寺昭雄」〜1937-1996 ウルトラマン、セブンの異色作を手がけた奇才

アニソン・特撮主題歌の巨匠③「冬木透」~1935- ロマンティックなウルトラマン楽曲/防衛隊ワンダバの元祖

7月10日はウルトラマンの日~「昭和ウルトラマンシリーズ」SP!1966-1981

「円谷プロダクション」〜ウルトラマンの光と影

来たぞ、我らの ウルトラマン ~お父さんのための「平成ウルトラマンシリーズ」入門(主題歌つき)

コメント

タイトルとURLをコピーしました