昭和アニメ「小さなバイキング ビッケ」〜1972-1974 「ワンピース」のルーツ?懐かしの海賊アニメ

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我々世代なら誰もが知ってるけれど、若い世代には知名度ゼロ…

と思っていた懐かしのアニメ「小さなバイキング ビッケ」の新作劇場版が公開、と聞いてビックリしました。


なにせ放送は1972年〜74年と50年前の作品。

いったい今さらなんで・・・と思ったら尾田栄一郎氏が人気漫画「ONE PIECE」のモチーフ、と語って注目されていたんですね。まったく知りませんでした。

 

そして調べてみたら・・・

 

2009年にはドイツで実写映画化されて大ヒット、さらに海外限定でニンテンドーDSのゲーム化もされていたり、

 

2018年の大学入試センター試験の「地理B」に北欧関連問題として出題されていたり(知名度がなくさらには「舞台はどこの国か」の設問と解答が間違いでは?と騒ぎに)、

 

何かと話題になっていたことも知りました。

私も記憶が朧げなので、この機会にどんなお話だったのか、調べてみました。

 


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「小さなバイキング ビッケ」とは

 

原作はスウェーデン人 ルーネル ヨンソンが書いた児童文学「小さなバイキング」シリーズ。

当初はドイツのZDFが人形劇アニメを計画したそうですが、国際共同制作として瑞鷹エンタープライズ(ズイヨー映像)にテレビアニメーション製作を依頼。

1972年、ドイツZDFと日本瑞鷹との「共同制作」でテレビアニメ化されました。

 

当時はまったく知りませんでしたが、日本に先駆けてドイツ、オーストリア、さらには日本放送後にヨーロッパを中心に世界各国で放送されていたのだそうです。

 

日本では1974年から1975年にかけてフジテレビ系列で毎週水曜日19:00-19:30枠で全78話が放送されました。(この前番組は「荒野の少年イサム」でした!)

 


有名な主題歌

小さなバイキングビッケOPフル

「ビッケは小さなバイキング」
作詞 – 丘克美 / 作曲・編曲 – 宇野誠一郎 / 歌 – 栗葉子とザ・バイキング

▲この歌は聴いたことある、という方も多いかも・・・

 


ズイヨーとは?

 

瑞鷹株式会社(ズイヨー、Zuiyo Co., Ltd.)は、日本のアニメ製作会社。旧社名は瑞鷹エンタープライズ(ズイヨーエンタープライズ)。

 

忍者カムイ外伝(1969 昭和44年)
ムーミン(1969 昭和44/1972 昭和47年)
アンデルセン物語(1971 昭和46年)

 

などを経て、この1974-1975年は

 

アルプスの少女ハイジ(1974 昭和49年)
フランダースの犬(1975 昭和50年)

 

とほぼ同時期です。名作しかありません。

 


あらすじ

 

ビッケは、バイキング「フラーケ族」の族長「ハルバル」の息子。

ハルバルは体が大きく怪力の持ち主で海賊としては一流だが、頭の方がイマイチ、族長としては頼りない。

そんな族長の父とは正反対に、ビッケは体が小さく力も弱いが、頭脳明晰。

航海で起きるさまざまなトラブルや困難を、小さな天才ビッケの知恵と仲間の力で乗り越えていく物語

です。

いまのご時世、「バイキング」は「海賊」ではない、とか、アメリカ先住民族を「インディアン」として描いている、などの誤認識が問題視されますが、この当時はその辺り、かなり緩いものでした。


「そうだ!この手でいこう!」北欧版「一休さん」?

ビッケはトラブルや困難に遭遇した時、鼻の下をこする。そうすると、名案が閃きます。
その時のキメ台詞が「そうだ!この手でいこう!」でした。

 

ほぼ同時期(1975 昭和50年~)に放送開始した人気アニメ「一休さん」とストーリーやこのトンチが似ていることもあって、ビッケを称して「北欧版の一休さん」と言う人もいます。
ちなみにナレーションは両作品とも増山江威子さん(峰不二子、バカボンノママの方)です。

ビッケ(CV:栗葉子)
主人公。フラーケ族の長ハルバルの一人息子。
腕っ節はてんでダメな心配性だが、頭の回転がとても速く、航海で待ち受ける困難を知恵を絞って乗り越えていく。

チッチ(CV:松金よね子)
フラーケ族の女の子。ビッケが大好きで、将来の夢もビッケのお嫁さん。

ハルバル(CV:富田耕生)
フラーケ族の長で、ビッケの父親。勇敢なバイキングのカシラ。
当初はビッケを海に出す事に否定的だったが、彼の知恵に何度も助けられるようになってからは一人のバイキングとして認めるようになっていく。

 

公式サイト:http://vicke.ne.jp/

 

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