なつかしアニメ「アンデルセン物語」~1971 ズッコのズはずんべらぼうのズ←何?

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「アンデルセン物語」
前回ご紹介した「悟空の大冒険」同様、私が小さい頃よく再放送していた名作アニメです。
1971(昭和46)年の番組で全52話、フジテレビ系の「カルピスまんが劇場枠で放送された、ミュージカルアニメ。
アンデルセンの小説をそれぞれ1~4話完結の形で、アニメ化しています。
が、主題歌で宣言している通り、「おはなしちょっぴり狂ってる」「Mr.アンデルセン こんなおはなし作らなかった」。
かなりパンチの効いたアレンジが施された、愉快なストーリーです。
狂言回し役の妖精、キャンティとズッコはアンデルセン物語のお話の中に飛び入り参加して、「何か良いことをするとカードをもらえる」「そのカードを100枚集めると魔法大学に行ける」
という設定だったそうですが…そんなことはまるで知らずに楽しく見てました。

「アンデルセン物語」
毎週日曜19:30 – 20:00(30分)
1971年1月3日 – 12月26日
全52回
フジテレビ、虫プロダクション
演出:藤田一郎 ほか
原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
脚本:田代淳二 ほか
出演者:増山江威子、山田康雄

キャンティとズッコの声優が後の不二子とルパン、増山江威子さんと山田康雄さんのコンビです。
しかしキャンティはなぜレオタードなのでしょうか。
各話ごとに宇野誠一郎先生によるオリジナルのイメージ楽曲が作成されるなど、贅沢な作りです。
作詞 – 井上ひさし、山元護久 / 作曲・編曲 – 宇野誠一郎の主題歌とエンディングは超有名。
中でも隔週で変わるエンディング「ズッコのうた」の歌詞があまりにひどい悪口オンパレードで笑えます。
ずるがしこいのズ
ずんべらぼうのズ
ずいぶんまずいかおのズ
ずうずうしいのズ
ズバリなまけもののズ
ずほらでおっちょこちょいのズ
ストーリーの中のズッコはそんなにイヤなヤツでもなかった気がするのですが、なぜこんな散々な言われようなのでしょうか(笑)
鼻が大きいヤツのアダ名はたいがい、ズッコでした。
キャンティのうたはしんみりいい曲なのに。

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