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「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドーム ⑤橋本引退へ

「1・4事変」小川vs橋本戦 その①「対戦までの経緯」 その②「衝撃の試合展開」 その③「当時の私感」 その④「試合後の舞台裏ドキュメント」 に続く⑤は、この試合が巻き起こした余波編です。 試合翌日から「橋本引退SP」までの流れを、時系列で...
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「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドーム ④試合後の舞台裏ドキュメント

「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドームを振り返る その①「試合までの流れ」 その②「試合展開」 その③「放送直後の私感」 に続くその④は「試合後のドーム舞台裏」をご紹介します。 前述(その②参照)の小川、橋本がそれぞれ、...
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「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドーム ③当時の私感

「”1・4事変”東京ドームでの橋本真也vs小川直也戦を振り返る」 ①対戦までの時系列の経緯 ②試合当日、衝撃の試合展開 に続くその③では、TV放送を観た直後の感想をお送りします。 TV中継放送直後の感想 この試合、私は自宅でTV観戦していた...
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「グレート草津と国際プロレス」〜1968-1981

前回の「グレート草津失神事件」その後。今回はグレート草津と国際プロレスについてご紹介します。おそらくはグレート草津について語るのはこれで最後になると思いますので(笑)、国際プロレス(TV中継)の歩みと共にご紹介します。 ちなみに…私は福岡生...
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「隅田川決戦とグレート草津失神事件」②〜1968.1.3 日本プロレスvs国際プロレス興行戦争

前回①の続きです。 ●日本プロレスのTBSプロレス潰し 老舗の日本プロレスは地方興行におけるTV中継の影響力を痛いほど知っています。それ故に「TBSのプロレス界進出」は大いなる脅威でした。 TBSプロレス中継の放送スタートは1968(昭和4...
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隅田川決戦とグレート草津失神事件」①〜1968.1.3 日本プロレスvs国際プロレス興行戦争

今回は1968(昭和43)年1月3日、日本プロレスと国際プロレスが同日に近距離でビッグマッチ興行を行った“隅田川決戦“を取り上げます。 日本プロレスは蔵前国技館、メインイベントはジャイアント馬場vsクラッシャー リソワスキーのインターナショ...
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刺青獣「クラッシャー バンバン ビガロ」〜1961-2007 昭和最後の怪物レスラー

今回は、80年代後半から90年代に新日本プロレスで活躍した、「昭和最後の未知なる強豪」”刺青獣”クラッシャー・バンバン・ビガロを取り上げます。 190cm 170kgの巨体でありながら、器用な身のこなしと受け身、試合の組み立てのうまさには定...
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「高田延彦vsヒクソングレイシー」〜1997.10.11 PRIDE1 “最強”から”A級戦犯”へ

1997(平成9)年10月11日。 「プロレスが死んだ日」であり、後に隆盛を誇る総合格闘技イベント「PRIDEが生まれた日」。 プロレスラー 高田延彦がグレイシー柔術 ヒクソン グレイシーとの戦いに挑み惨敗。「A級戦犯」と呼ばれた日を振り返...
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「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドーム ②衝撃の試合展開

1999.1.4東京ドーム  '99 WRESTLING WORLD in 闘強導夢 この日の対戦カード 中西学vs藤田和之 安田忠夫 木戸修 藤波辰爾vs小原 後藤達敏 木村健悟 IWGP Jr.タッグ級選手権 大谷 高岩竜人vsドグトル...
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「1.4事変」橋本真也vs小川直也 〜1999 東京ドーム ①対戦までの経緯

毎年1月4日は「イッテンヨン」。新日本プロレスの東京ドーム興行が行われる日です。 今回取り上げるのは 1999年1月4日 東京ドーム 橋本真也vs小川直也 この一戦はプロレスファンの間で一大論争を巻き起こし、フツーの「名勝負」とは違うベクト...
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「大木金太郎」~1929-2006 テーズとのシュートマッチ、力道山襲名計画の真相

ジャイアント馬場、アントニオ猪木と並び、「力道山道場三羽鳥」と言われた大木金太郎。 「一本足原爆頭突き」を武器に日本、米国、韓国で活躍し、後輩にあたる猪木、馬場とも因縁の対決。そして”二代目力道山”襲名に執念を燃やし、ルー・テーズにセメント...
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「ジャンボ鶴田 試練の十番勝負」 1976-1979 全日本プロレス

"怪物"ジャンボ鶴田さんが亡くなって、もう20年が経ちます。 今回は、全日本プロレスの”若きエース”としてジャイアント馬場の後継者と目された時代、ジャンボ鶴田選手が行った「試練の十番勝負」をご紹介します。 ■「ジャンボ鶴田 試練の十番勝負」...
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「伝説の10.9」~1995 激突!! 新日本プロレス vs UWFインターナショナル 全面戦争

今回は1995年10月9日、東京ドームで行われた「激突!!  新日本プロレス vs UWFインターナショナル  全面戦争」をご紹介します。 武藤敬司が古典的な四の字固めで”最強”高田延彦を下し、超満員のドームに「高田、前田が泣いてるぞ!」の...
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「ラッシャー木村」~1941-2010 7団体を渡り歩いた”金網の鬼”

2010年にラッシャー木村さんが亡くなられてから、10年が経ちます。 39年間で実に7つもの団体を渡り歩いた、激動のレスラー人生。 「金網の鬼」の国際時代、「はぐれ国際軍団」の新日プロ時代、「マイク」と「ファミリー軍団」の全日時代…人により...
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第2回「IWGP」~1984 蔵前暴動に隠れたリーグ戦、好カードの数々

第1回IWGP に続く今回は、翌1984(昭和59)年に開催された「第2回IWGP」です。 この大会は、メインイベントの 6・14 猪木vsホーガン、蔵前国技館での暴動事件ばかりが取り上げられます。その試合は「新日本プロレス暴動の歴史」で既...
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「四天王プロレス」とは〜90年代 全日本プロレスの過酷過ぎるスタイルの功罪

1990年代、ジャイアント馬場率いる全日本プロレスにおいて、三沢光晴、川田利明、田上明、小橋健太の4人が生み出した「四天王プロレス」。 その特長は、どんな地方会場でも長時間のマラソンマッチで、相手が立ち上がれなくなるまで徹底的に戦うことにあ...
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「IWGP」とは?後編〜1983 6・2蔵前、猪木失神KOの衝撃

IWGP構想とは?の前編に続く後編では、1983(昭和58)年に開催された第1回大会について、リアルタイム世代の視点でご紹介します。   タイトル返上 「世界に乱立するタイトルを統一する」IWGP構想に向け、新日本プロレスはそれまで保持して...
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「IWGP」とは?前編〜1983 アントニオ猪木、世界統一の野望

新日本プロレスの最高峰、フラッグシップタイトルである IWGP。 いまでこそ「新日本プロレス最強の証」のチャンピオンベルトですが、その誕生当時の構想は“世界に乱立するプロレスのチャンピオンベルトを統合する、世界統一の証“という壮大なスケール...
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「テリー ファンク引退試合」という黒歴史〜1983年の夏休み

夏休み最後の日、というのは小学生にとって憂鬱なものですが、この年はさらに特別、ブルーな1日でした。 1983(昭和58)年8月31日。 全日本プロレスきってのアイドル レスラー「テリー ファンク引退」の日です。 人気者とはいえ、ガイジン レ...
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「プロレス第3世代」〜天下を獲り損ねた男たちの悲劇

2020年2月22日、新日本プロレスの中西学選手が現役を引退。 「第3世代」が久々に注目を集めました。 そう、お笑い同様、プロレス界にも「第3世代」が存在するのです。 今回はその「プロレス第3世代」の功罪について、私見を述べます。(文中敬称...