「堀江美都子」~1977- アニソンの女王 / NHK チコちゃんに叱られる のあの曲も・・・

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今回は、「アニメソングの女王」の異名をとり、ささきいさおさん、水木一郎さん、大杉久美子さんと共に、「アニソン四天王」と呼ばれている”ミッチーこと”堀江美都子さんをご紹介します!

 

 

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堀江美都子さんとは

 

堀江さんは1957(昭和32)年生まれ、1966(昭和41)年、9歳で「日清ちびっこのどじまん」に出場し準優勝、その後テレビ局系列の合唱団を経て、1969(昭和44)年に「紅三四郎」でコロムビアレコードよりアニメ歌手としてデビューしました。

 

1977(昭和52)年、20歳時に「キャンディ・キャンディ」の主題歌シングルが100万枚以上、アルバムも30万枚以上のビッグヒットを記録。

 

当時のアニメソングは、レコード会社では童謡などと同じ学芸部で扱われていたが、このメガヒットを契機に、他のレコード会社でもアニメソング専門部署が発足。日本コロムビアのアニソン歌手第一号であり、アニメ歌手が声優を演じ、アイドル的な人気を博すという今日のプロトタイプになったのが堀江美都子さんでした。そのため日本コロムビア社内では「堀江美都子は美空ひばりの次に偉い人」として扱われているのだとか。

「多い時は1週間に10曲くらい自分が歌ったアニメ主題歌がテレビで流れていた」ほどの超売れっ子でした。

 

1978(昭和53)年、フィリピンで「ボルテスV」が大ヒット。フィリピンでのライブでは走行する道路の信号がすべて青信号になるなど、国賓並みの待遇を受けたそうです。
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堀江美都子さんの代表作

 

堀江美都子さんの数多い作品の中から、特に有名な楽曲をご紹介します。

 

アクビ娘の歌(ハクション大魔王 ED)
https://youtu.be/sCtESdUE350

 

サザエさんのうた/あかるいサザエさん(サザエさん 火曜版主題歌・ED)
https://youtu.be/1sDiTCNjhE8

 

魔法のマコちゃん/ボクはマコについてゆく(魔法のマコちゃん 主題歌・ED)

 

けろっこデメタン/まけるなデメタン(けろっこデメタン 主題歌・ED)
https://youtu.be/17nooKKzpSQ

 

緑の陽だまり/ロッキーとポリー(山ねずみロッキーチャック 主題歌・ED)
https://youtu.be/bTLCPDO6Nwg

 

ぼくらきょうだいてんとう虫/ひよこでしゅら(てんとう虫の歌 主題歌・ED)

 

たたかえ!ガ・キーン/猛と舞のうた(マグネロボ ガ・キーン 主題歌・ED 共に水木一郎とのデュエット)

 

キャンディ・キャンディ/あしたがすき(キャンディ・キャンディ 主題歌・ED)

 

ボルテスVの歌(超電磁マシーン ボルテスV 主題歌)

 

花の子ルンルン(花の子ルンルン 主題歌)

 

進め! ゴレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー 主題歌、ささきいさおとのデュエット)

 

走れジョリィ/ふたりで半分こ(名犬ジョリィ主題歌・ED)
*話題のNHK「チコちゃんに叱られる」のOPはこの曲です!

 

野球狂の詩/勇気のテーマ(野球狂の詩 主題歌・ED)

 

などなど・・・。

 

女性ボーカルでロボットアニメの主題歌を歌うってめずらしいですよね。

 

堀江さんの魅力は、とにかく「声が健康的」。「健全な唄声」と言ってもいいかもです。代表作の「キャンディキャンディ」はあまりに作品とシンクロし過ぎて、イメージが付きすぎてその後苦労した、と語っておられます。

 

いずれも、もはや堀江さんの歌声なしではありえない気がします。
60歳を超えても見た目にずっと変わらないお姿が驚異的です。

 

 

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コメント

  1. 大石良雄(本名) より:

    拝啓 サイトヘッド様には相変わらずの残暑の中、よろしくお願いいたします。
    *「何処の誰かは知らないけれど、誰もが必ず知っている その名は堀江美都子」 
     日本コロムビアでは何でも「美空ひばりに次いで偉い歌手」とされている様ですが、自分に言わせればもうそれ以上だと断言できます。堀江美都子さん 彼女と同年代の自分が初めて彼女を知ったのは「タツノコプロアニメ=紅三四郎」でしたが、驚く事に現在「自分と同じ年齢ながらもほとんど声=声質 声量 艶が変わっていない」のです。これは物凄い驚きで「美空ひばりでさえ幼少と晩年では全く違うし、残念ながら往年の輝きは失われていた」のです。
    過去、こういった物凄い声帯を持つ歌手としては「三浦環さん」がおられ、病没される直前まで声は変わらなかったと言われます。おそらくは「天性の声帯の強さと日々の切磋琢磨と訓練」なのでしょう。彼女堀江美都子さんがちびっこのど自慢に出ていた」事は初見でしたが、当時「小野木久美子=現かおりくみこさん」が出ていたのは知っておりました。それ以前から「前川陽子さん」等が活躍されておられましたが、長く顔や容姿を知る事が出来ませんでしたが、歌はまた物凄く上手くてその「妖艶でしっとりと濡れた様な美声は、時として当時=紅顔童貞美少年?であった自分を随分と悩ませまて」くれました(現在は、厚顔無恥汚老年)
    その後「嶋﨑ゆりさん 大杉久美子さん」等が現れ長く活躍される事となりますが、「前川陽子 嶋﨑ゆり 大杉久美子」さんたちの歌はどちらかというと「そうそう激しくも無いミディアムテンポで躍動的な歌はそう無かった」様ですが、堀江美都子さんの歌う曲は「一般のJPop同様にかなり激しい躍動感あふれる曲」もかなり歌っていた、、、、これはやはり彼女の声の「徹底的に前に前に出ようとする声 高音部の輝く様な響き 低音部の決して沈み込まない安定性 何よりも滑舌の見事さ」に在るのでしょう。こういう声は本当に珍しくめったにお目にもお耳にもかかれない、、、、残念ながら「大杉久美子さんはある年代、1980年ころからか? 急に声が衰えてしまった=八代亜紀が在る時期から全然駄目になり、叙情一点張りのヨタ声」になってしまった、、、、、ところが堀江美都子さんの場合は全然そう感じないし変化が無い。不確定情報では「大杉久美子さんは妊娠出産 八代亜紀は尾骶骨骨折」からと言われるが、確証が無く断言できません。こういう特例は「本家クラシックのオペラ歌手」等にもほとんど例が無く、大抵はある年代で止まってしまうか枯れてしまうのですが=一例として「マリアカラス」が挙げられます。カラスは「減量と引き換えに声を失い、その代わりに容姿と男を手に入れた」と言われますが、全盛期はあまりに短かった。如何に堀江美都子と言う歌手が物凄いか?お解りと思います。しかも若き日より容姿にも恵まれ世界中にファンを持つ稀なる大歌手として注目しています。未確認の聞き及び情報として「三浦環女子=オペラ歌手としては早死にでしたが、死後の解剖では声帯は若いままであり、またまだ女性であった」とさえ言われています。三浦環女子は、生前なかなかふくよかであり、血の滴るステーキ等を食し、何事にも貪欲な肉食女子の走り?であった様ですが、堀江美都子さんは解りませんけれど「心は常に若く前向きに日々切磋琢磨努力されておられる結果」でしょう。
    特に歌手の方は「前日の不摂生が、翌日必ず声に出る」とさえ言われ怖い世界です。しかし彼女は立派に「歌手としても、一人の女性として主婦として母として、全てを体現し見事に両立させた素晴らしい存在」としても高く評価されます。正直、、、人間は「何か、在る何かを追い求める際に、別の何かを犠牲にしなくてはならない」ケースがあまりに多い。
    「仕事か? 結婚か?」少なくてもこの日本における永遠のテーマに挑戦し、全てを体現し、今なお第一線の堀江美都子さんの人としての生き方 生き様こそ我々、特に女性たちは見本手本にして欲しいと願います。堀江美都子さんどうかお元気で        敬具

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