1985年の吉川晃司と尾崎豊と鈴木賢司と布袋寅泰


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1980年代後半、「尾崎豊、吉川晃司、岡村靖幸が仲良しで、毎晩のように六本木で呑んだくれていた」というのは有名なお話です。

が、もう1人のキーパーソンの存在についてはあまり語られていません。

「自分が渡英する前は尾崎豊と呑み友達で、彼を誘ってまだ西新宿にあった頃のロフトによく呑みに行ったりしてました。吉川晃司も同世代で、ギタリストとして誘われたこともあるのですが、僕がちょうど渡英を決心した頃だったので、『僕よりもっと君に合うギタリストがいるよ』と布袋さんを紹介したのも僕です。それがCOMPLEX結成につながったみたいですね」

と語る、ギタリストの鈴木賢司さんです。

 


 

●ギタリスト鈴木賢司さんとは?

 

日本テレビ「TVジョッキー」(土居まさるさん司会のバラエティショー)の一発芸コーナーに出演したのをきっかけに“天才ギターキッズ“として注目を浴び、サザンオールスターズのオープニングや内田裕也氏主催のニューイヤーロックフェスなどに出演。

 

1983(昭和58)年、EPICソニーからメジャーデビュー。ソロギタリストとして、インストアルバムをリリース

その後、坂本龍一「未来派野郎」、尾崎豊「Scrambling Rock’n’Roll」やPSY・S のアルバムなどに参加。

 

1985(昭和60)年、スティーヴィー レイ ヴォーン、ディープ パープルの来日公演でオープニングアクトを務める。

1987(昭和62)年、元クリームのジャック ブルースと共演、セッション アルバム制作。

1988(昭和63)年に単身渡英。活動の拠点をロンドンへと移しKenji Jammerとして活躍。

1998年から英国の世界的超人気バンド、シンプリーレッドのギタリストとなる。

…というお方です。

 


 

●尾崎豊と鈴木賢司

 

1985(昭和60)年発売の尾崎豊さんの2nd.アルバム「回帰線」のオープニングチューン「Scrambling Rock’n’Roll」でギターを弾きまくっているのがこの鈴木賢司さん。

 

同年1月の尾崎豊「日本青年館ライブ」では飛び入り参加するなど、大の仲良しでした。


 

●吉川晃司に布袋寅泰を紹介

 

その仲で吉川晃司さんとも仲良くなり、「こんどはオレのアルバムで弾いてよ」となったのでしょうね。しかし、その時には鈴木賢司さんは渡英を決意していて、「もっと君に合うギタリストを紹介するよ」と。

 

吉川晃司さんは当時、布袋寅泰さんとの出逢いについてこんな風に語っています。

「紹介してくれたのが鈴木賢司。僕がレコーディングをしている所へ、酒を持って布袋を連れて来た。BOØWYは知ってたんだけどその時は、”デッカクて怖い顔の奴が来たなぁ”って感じだった。賢司は先に帰って、レコーディングが終わってから2人で飲みに行ったんだ。すごく盛り上がってね。初対面なのに、初めて会ったっていう気がしなかった。”僕と似てるところがあるな”って思った」

 

このレコーディング、というのはおそらく、1985(昭和60)年3月リリースの3rd.アルバム「Innocent Sky」あたりではないかと思います。布袋さんが吉川晃司さんのレコーディングに参加するのはこの年9月発売の6th.シングル「RAIN-DANCEがきこえる」からです。

 

布袋寅泰さんはもちろんこの時、BOØWYのギタリストとして活動していて、6月に3rd.アルバム「BOØWY」をリリースしたタイミング。スタジオミュージシャンとしてアルバム制作に参加していたボーカリスト、山下久美子さんとの結婚もこの1985(昭和60)年12月に発表し、徐々に世間的な知名度が上がってきた時期でした。

 

布袋寅泰さんの初参加となる吉川晃司さんの4thアルバム「Modern Time」(1985)については、また別枠でご紹介します。


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