黄金の虎伝説「初代タイガーマスク」~1981-83 入場テーマの変遷

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これだけ昭和の新日本プロレスについて書いておきながら、1981-83(昭和56-58)年「初代タイガーマスク」が日本列島に巻き起こした空前のプロレスブームについて、まだ書いていませんでした。

あまりに思い入れが強すぎて、なかなか書けずにいたのです。

 

が、いよいよ本Blogでは年次ごと3回に分けて、「初代タイガーマスク 黄金の虎伝説」をスタートします!

今回はその予告編として、初代タイガーマスク入場テーマ曲の変遷についてご紹介します!

 


 

■初代タイガーマスク 入場曲

 

初代タイガーマスクは人気者故の”大人の事情”か入場曲がコロコロ変わり、定着しなかった印象です。

 

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01 「バーニング タイガー」

 

デビュー戦の入場時はキングレコード所属、“赤いキャロル”と呼ばれたブレイン ウォッシュ バンドの生演奏でした。

後にリリースされた本人歌唱曲とは同名異曲。後に「プロレスQ4」でCD音源化されました。

 

 

02「タイガーマスク二世」

 

作詞: 保富康午 / 作編曲: 菊池俊輔

水木一郎さんが唄うアニメ主題歌。1981年夏頃までと1982年前半に使用されました。

 

 

03「おまえは虎になれ」

 

作詞は糸井重里氏、村松とおるさんが唄うオリジナル曲。この「村松とおる」は映画「戦国自衛隊」主題歌も唄っている方なのですがプロフィールは謎。甲斐よしひろ氏の変名では?との噂もあります。1981年9月の田園コロシアム大会から年末まで使用され、金本浩二の3代目、現在の4代目タイガーマスクも使用しています。

 

 

04「燃えろ! 吠えろ! タイガーマスク」

 

「過激な」実況で人気絶頂の古舘伊知郎アナウンサーが唄うオリジナルテーマ。1982年後半から1983年の引退まで使用されました。

 

05「バーニングタイガー」

1983年7月にリリースされたピクチャーLP「ザ タイガーマスク」に収録され、その後シングルカットもされたオリジナルテーマ。なんと佐山サトル氏本人歌唱で「恥ずかしいから」と会場では未使用のままでしたが、後にUWF 無限大記念日などで使用されました。インストバージョンもあるのでそちらを使えばよかったのに・・・

 

 

幻のテーマ曲「ローリングソバット」


巨匠 大野雄二さんが作曲した隠れた名曲。1982年4月リリースの新日本プロレス オフィシャル アルバム『新日本プロレス スーパーファイターのテーマⅡ』に収録。”イメージソング”のため実際に会場では使用されませんでした。

 

その後、第一次UWF時代はサバイバーの「アイ オブ ザ タイガー」が使用されました。

 

 

<関連記事>

初代タイガーマスク~入場テーマ曲の変遷

初代タイガーマスク①~1981

初代タイガーマスク②~1982

初代タイガーマスク③~1983

UWFとは何だったのか?①

新日本プロレス クーデター事件①

 

コメント

  1. コブラ より:

    はじめまして。コメント失礼致します。
    「ローリング・ソバット」ですが、野球中継のためお蔵入りになった1982年ビッグファイトシリーズ開幕戦の大宮大会でのホセ・ゴンザレス戦で使用されております。当時会場にいたファンが8ミリか何かで録画した映像でしか確認されていないので余り知られておりませんが…

    この後まもなく「タイガーマスク2世」に戻されており、短期間の使用に終わった理由は不明ですが収録アルバムの宣伝ではないかと考えています。

    • MIYA TERU より:

      コブラさん、初めまして!貴重な情報ありがとうございます!「ローリングソバット」が会場で使用されたというのは初めて知りました。しかも相手がゴンザレス・・・スゴイですね。

  2. ズンとねる より:

    バーニングタイガー、プロレスQに入ってません?

    • MIYA TERU より:

      ズンとねるさん、ありがとうございます!「プロレスQ4」に収録されていましたね!訂正します!

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