昭和特撮 1960〜70年代 特撮ヒーロー 総まくり!

※当サイトで掲載している画像や動画の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属します。

ID:721

息子が幼稚園になり、Amazonプライム・ビデオYoutubeのお陰もあり、改めて70年代特撮ヒーローを観る機会が増えました。

しかしながら、出るわ出るわどんだけいるんだよ、と思いまして。

アニメは混ぜるな危険なので外したとしてもですよ。

ここで百花繚乱の60〜70年代 特撮ヒーロー番組を、乱暴にまとめてみましょう。

*下線+リンクのあるヒーローは個別に紹介しています!

 


スポンサーリンク

◆60年代モノクロ世代

 

1958年(昭和33年)〜1959年(昭和34年)、日本初のフィルム製作による国産連続テレビ映画、日本のヒーロー番組の元祖である

・月光仮面

▲バイク+二丁拳銃+マント+ターバン+サングラスの不審者的いでたち!

を皮切りに、TV各局、スポンサー企業がこぞって参戦。

・遊星王子
・少年ジェット
・鉄腕アトム(実写版)
・まぼろし探偵
・七色仮面
・豹の眼
・海底人8823(ハヤブサ)
・鉄人28号(実写版)
・怪獣マリンコング
・快傑ハリマオ
・アラーの使者
・ナショナルキッド
・忍者部隊月光

などを経て、1966(昭和41)年、

・ウルトラQ

をエポックメイキングに、特撮の神様、円谷英二氏が率いる円谷プロが発足。劇場からTVで観る「特撮」がお茶の間(←死語)で大人気コンテンツとなりました。

 

ちなみにこのウルトラシリーズの元祖である「ウルトラQ」は当初のタイトルが「アンバランス」であったことからわかるようにヒーローものではなく「自然界のバランスが崩れ摩訶不思議な現象が起きる世界」を描いたSF番組でした。

 

そのため主役は怪獣でもなく、巨大な植物や心霊現象など幅広いモチーフからなるオムニバス(主人公は新聞記者とその仲間たちの大人)でしたが「怪獣が登場すると視聴率が上がる」ということで徐々に怪獣番組の色合いが濃くなっていきました。(当時は怪獣は映画のモノであり、お茶の間のテレビで毎週怪獣が見られる、というのは信じられないくらい贅沢なお話だったのです)

 


◆カラーテレビ東京五輪世代(第一次怪獣ブーム)

 

・マグマ大使
・ウルトラマン(初代)
キャプテンウルトラ
・ウルトラセブン
・高速エスパー
・怪獣王子
ジャイアントロボ
・仮面の忍者 赤影
・快獣ブースカ

などが登場。SFから巨大ロボット、時代劇、コメディものまで円谷プロ手塚治虫先生、横山光輝先生などが原作を手がける、カラーによる特撮ヒーローの夜明けともいえる時代です。

▲フイルム特有のレトロな色調が趣深いジャイアントロボ

▲元祖シャア・アズナブル

 

ちなみに、「ナショナルキッド」はその名の通り松下電器が、「高速エスパー」は東芝がスポンサーで、町の電気屋さんの店頭には人形が、シャッターにはイラストが、ノベルティには指人形などのグッズが配布されるなど、当時同じく黎明期だった家電の売上競争にも貢献しました。>「ヒーローと企業スポンサーのおはなし」はコチラ

 

その後、円谷プロはやや大人向けのメカニックSF

・マイティジャック

に進みます。ウルトラセブンやマイティジャックの基地からの出動シークエンスには英国「サンダーバード」の影響が強いと言われています。円谷プロはその後、大人向けの本格的SF怪奇ドラマ

・怪奇大作戦

も手がけますが、時代は再びウルトラマンを求めていました。

 


◆70年代、大阪万博後の「第2次怪獣ブーム」世代

 

・帰ってきたウルトラマン
・ミラーマン
・ファイヤーマン
・ウルトラマンA
・レッドマン

の円谷軍に対して、

・スペクトルマン
・シルバー仮面
・アイアンキング

などの巨大特撮ヒーローたちが凌ぎを削ります。

※「シルバー仮面vsミラーマンの視聴率戦争」はコチラ

 


◆変身ブーム、等身大ヒーローシリーズ

 

そしてついにもう一つのエポックメイキング、

・仮面ライダー

が登場します。

▲どうみても初期のカラーリングの方がカッコいいですね

 

月光仮面を始祖とする「巨大化しない等身大特撮ヒーロー」の新たなカタチで、「変身!」は大流行しました。

対する円谷プロ軍は等身大ヒーローものとして

・トリプルファイター

を放ちますが、ここから石ノ森東映軍

・変身忍者嵐
・仮面ライダーV3
・仮面ライダーX
・仮面ライダーアマゾン

と畳みかけつつ、

・人造人間キカイダー
・キカイダー01
・イナズマン
・イナズマンF
・ロボット刑事

とメジャーヒット作を連発。

その裏で劇画の巨匠さいとうたかお先生までが参戦し、

・超人バロム1

を繰り出します。

▲雑誌のグラビア用に撮影された夢の競演

 


◆サイケ&時代劇特撮ヒーローシリーズ

 

TVヒーローものの元祖、月光仮面は誰でしょうおふくろさん、の川内康範先生軍

・愛の戦士 レインボーマン
・光の戦士 ダイヤモンドアイ
・正義のシンボル コンドールマン

というサイケでオドロオドロしい、妖しの世界観で子供たちを惑わせます。

 

鞍馬天狗、山城新伍さんの白馬童子から仮面の忍者赤影に受け継がれる時代劇ものでは、

・怪傑ライオン丸
・風雲ライオン丸
・魔神ハンターミツルギ
・白獅子仮面

などが続きます。

▲思わず二度見してしまうインパクト大ないでたち(笑)

 


 

◆バリエーション展開

 

円谷軍のウルトラシリーズは折からのオイルショックによる制作費高騰で

・ウルトラマンタロウ
・ウルトラマンレオ

で一時退却を余儀なくされますが、

 

・ジャンボーグA
・ジャンボーグ9

の兄弟タッグが登場。この2つは異星人から贈られた巨大サイボーグで、人間が乗り込んで(変身して?)操縦する点がウルトラマンとは異なります。

 

ジャイアントロボから続く正統派巨大ロボットものでは宣弘社の

・スーパーロボット レッドバロン
・スーパーロボット マッハバロン

がありました。

 

そして等身大のロボットものではピープロダクション制作の

・電人ザボーガーストロングザボーガー)

▲主人公はライダーマンの山口暁氏(イケメン)

 

ライオンがいたら虎やろ、と

・鉄人タイガー7

ちゅうのもいました。

▲みなさんこんにちは、タイガーセブンです。このビジュアル・・・

 

さすがのライダーシリーズも、

・仮面ライダーストロンガー

で息切れし、テレビのレギュラー放送としては一時退却となります。

 


◆東映戦隊シリーズ

 

しかし石ノ森東映軍はここでもう一つのエポックメイキング、

・秘密戦隊ゴレンジャー

が登場。続く

・ジャッカー電撃隊

▲視聴率テコ入れで後から登場したビッグワンはアオレンジャーの宮内洋さん。

 

から、米国marvel社からアメコミライセンスを購入しての

・スパイダーマン

▲最後にロボが出て原作者も腰を抜かしたそうですがアクションはなかなか秀逸でした。

 

を挟んで、

・バトルフィーバーJ

▲ジャパン、アメリカ、フランス、ケニアはまだよいとしてなぜにコサック・・・?

 

から、今なお続く戦隊ヒーローシリーズという新しい流れを構築します。

 


◆石ノ森東映量産時代

 

この時期には

・アクマイザー3
・宇宙鉄人キョーダイン
・大鉄人ワンセブン
・超人ビビューン
・忍者キャプター
・怪傑ズバット

▲ビビューンとキョーダインの勢ぞろい。

 

それから

・がんばれロボコン

▲ロボコンは別枠で紹介してます>コチラ

・5年3組魔法組

▲アバクラタラリンクラクラマカシン

 

・がんばれ!レッドビッキーズ


▲若き日の林寛子さんがキュートでした。

 

などの子どもが主役のホームコメディシリーズも繰り出しつつ、石ノ森東映軍は一気に天下を収めます。

 

実は石ノ森作品ではありませんが

ザ・カゲスター

もありましたね。

※こちらも別枠で紹介しています。

 


◆円谷暗中模索時代

 

対する円谷プロ軍は

・恐竜探険隊ボーンフリー


・プロレスの星アステカイザー

▲獣神ライガーの源流ですね。猪木と握手。

・恐竜大戦争アイゼンポーグ

特撮+アニメの流れを模索し、とうとう

 

・ザ・ウルトラマン

 

ではついに、フルアニメーションによるウルトラマン作品を世に問います。

 


◆2大ヒーロー原点回帰

 

その後、石ノ森東映軍は

・新・仮面ライダー(スカイライダー)

▲バッタらしさ全開、演じるのは村上弘明氏です。

・仮面ライダースーパー1

▲こちらはバイクを強化。マスクはスズメバチがモチーフです。

 

対する円谷プロ軍は

・ウルトラマン80

▲う~ん、ビジュアルが・・・キューピーちゃんでしょうか。

 

という、それぞれの原点であるシリーズの完全新作を、満を持して投下します。


 

以降の作品はすべて、これまでのどれかの亜流と言っても過言ではありません。

 

ありとあらゆるクリエイターの才能が参加し、暗中模索と試行錯誤を繰り返し、名作も駄作も柳の下のドジョウも二匹目のカエルもなんでもありの百花繚乱、怒涛の狂熱と狂乱の70年代も遂に終わりを迎えました。

 

そしておそろしいことに、ここに挙げなかった哀しいマイナーヒーローがまだまだ存在します。手塚先生原作のサンダーマスクとか、ゴッドマン、グリーンマン突撃!ヒューマン!!奥田瑛二さんの円盤戦争バンキッドとかガンバロンとかメガロマンとか・・・。

 

これらに加え、マジンガーZに始まる永井豪巨大ロボットなどアニメはまたこれと同等以上の番組が存在し、タイガーマスクや星飛雄馬やジョーやみなしごハッチやハイジやアッコちゃんやヤマトからガンダムまでがいる訳です…

 

有史以来最も子供にとって恵まれた、ある意味でキ●ガイ←褒め言葉 な年代、と言えるかもですね。

これからも本Blogでは昭和の特撮ヒーローをご紹介していきます。お楽しみに。

 


 

【関連記事】

■昭和ウルトラマンシリーズ特集

■平成ウルトラマンシリーズ特集

■昭和 特撮ヒーロー バイク特集

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました