昭和特撮「仮面ライダーV3」~1973 昭和ライダー人気No.1

※当サイトで掲載している画像や動画の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属します。

ID:1901

本blogではまだ「仮面ライダー」について書いてませんでした。私にとっての仮面ライダーは、なんといっても「V3」です。

 

仮面ライダーV3

1973(昭和48)年2月17日〜1974(昭和49)年2月9日
毎日放送・NET系
毎週土曜19:30 – 20:00
全52話


 

スポンサーリンク

●仮面ライダーV3とは?

 

シリーズ2作目、3人目の仮面ライダーです。

日本中に「変身」ブームを巻き起こした前作「仮面ライダー」(1971年〜)が全98話で幕を閉じ、続編であるこの「仮面ライダーV3」の1話、2話は「仮面ライダー」の99話、100話とも言われる程、最終回と新シリーズ スタートがシームレスにつながったストーリーで幕開けしました。

赤いマスク、白マフラー、緑のジャケットと明るく華やかになった「V3」は、前作の勢いをさらに加速。視聴率は平均で関東20.2%、関西27%を記録したほか、関西圏ではシリーズ最高視聴率38%を記録(これはいまだに破られていません)する、大ヒット作となりました。


 

●最初のヒーロー

 

私はちょうど3〜4歳。ものごころがついた時の最初のヒーローがこのV3でして、主役の「風見志郎」の立ち居振る舞いは、まさに「三つ子の魂百まで」の言葉通り、私に強すぎる影響を与えているなぁ、と久々にAmazonプライムで観て笑ってしまいました。

当時はハリケーン号のできそこないのようなカウルが付いた自転車(補助輪付き)に乗り、サファリジャケットを着て、団地のいたるところで変身しては高いところから飛び降りてました。誰と戦っていたのでしょうか。

 


 

●赤い仮面に白マフラー

 

仮面ライダーはバッタがモチーフ。なのになぜV3の仮面は赤いのか、と当時謎だったのですが、V3はバッタではなくオニヤンマ、トンボがモチーフだったのですね。

そしてV3といえばあの襟。襟が立ってるところがポイントです。


 

●ヤラレの美学

 

主人公 風見志郎を演じるのは宮内洋さん。本作以降、「秘密戦隊ゴレンジャー」のアオレンジャー、「ジャッカー電撃隊」のビッグワン、「怪傑ズバット」では主役を務めました。

 

宮内さんの持論は「ヤラレの美学」。変身前は崖から落とされ、水に溺れ、爆風に吹き飛ばされ、人には裏切られ、とことんやられて視聴者を焦らしに焦らし、もうダメだ、というところで変身するというカタルシスが持ち味でした。

 

後に気がついたのですが、宮内さんのアクションは小林旭さんなんですね。日活時代の小林旭さんのアクションを見ると、見得を切る時の手の広げかた、顔の傾け方など、とにかくソックリです。アクションの師匠は千葉真一さんという事ですが、後に渡り鳥をパロった「怪傑ズバット」を演じていますし、宮内さんのヒーロー像の原型は、小林旭さんなのだろうと思います。

 


 

●命がけのアクション

 

宮内さんの持ち味はもう一つ、まさに命がけのアクション。油の浮いた火の海で泳ぎ命綱なしでロープウェイにぶら下がり

主演直後はバイクに不慣れで、立ちゴケしてしまいスタントマンの皆さんに「おいおい今度のライダーさんは頼りねぇなぁ」とバカにされて一念発起、中盤では両手離しで立ち乗りしてコーナーを曲がりながら変身ポーズを取るまでに成長した根性の人でもあります。

変身後のV3を演じたのは中屋敷哲也氏高さ50メートルの煙突に、命綱なしで立つシーンは有名です。ゾワゾワします。

中屋敷氏は宮内さんのセリフを暗記して動きを取るなど、お2人は二人三脚でカッコいいV3を完成させました。

 


 

●火薬も3倍!

 

V3といえば、その火薬量からくる猛烈な爆発。オープニングからしてこの爆発。前作の3倍の火薬を使用していたとか。

セメント袋を踏み固めて爆破すると、このようにツノがあるカッコいい煙が上がるのだそうです。

 

島で撮影する際、オーナーの息子さんが大ファンで喜んで貸してくれましたがあまりに爆破しすぎて「島にヒビが入った」と怒られたり、海で撮影したら「爆破のせいで魚がいなくなる」と漁業組合からクレームが入り…

 

中でも映画「V3対デストロン怪人」(1973年公開)の爆発シーンは、特撮界の伝説となっています。この時は島の形が変わったとか。思わずライダーとデストロンが抱き合ってかばい合う程。人が死ぬレベル。

仮面ライダーV3対デストロン怪人(予告編)

 

●悲劇のヒーロー、ライダーマン

 

V3に登場し、敵のミサイルに乗り込み非業の死を遂げて「仮面ライダー4号」の称号を贈られたライダーマン。半分顔が出ていて、バイクもノーマルで、弱くて邪魔ばかりするのですが、途中からV3と共闘。後半たったの9話しか登場していないのに強く印象に残るバイプレイヤーでした。


 

●主題歌はミリオンヒット?

 

主題歌「戦え! 仮面ライダーV3」は、宮内洋さん自らが唄うシングルレコード。1973年3月25日に日本コロムビアから発売され、売上は120万枚とも言われています。テンション上がります。

 

仮面ライダーV3 op 1973

 

シリーズ2作目にしての人気大爆発で、いまに長く続く仮面ライダーシリーズの起爆剤的な作品です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました