プロレスラー キャッチフレーズ傑作集

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前回のアイドル編に続き、今回はプロレスラー編です。


プロレス界は昔からキャッチフレーズの宝庫、元祖とも言える世界です。

鉄人 ルー テーズ
神様 カール ゴッチ
鳥人 ダニー ホッジ
人間発電所 ブルーノ サンマルチノ
鉄の爪 フリッツ フォン エリック
黒い魔人 ボボ ブラジル
魔王 ザ デストロイヤー
密林王 グレート アントニオ
生傷男 ディック ザ ブルーザー
荒法師 ジン キニスキー
野生児 バディ ロジャース
人間風車 ビル ロビンソン
地獄の料理人 ハンス シュミット
金髪の爆撃機 ジョニー バレンタイン

などなど、東京スポーツ記者やプロレスライターの手による、数多くの秀逸かつ味のある「異名」が付けられていました。

 


まずは昭和の日本人レスラー編です。

 

◆新日本プロレス

 

燃える闘魂 アントニオ猪木
世界の荒鷲 坂口征二
炎の飛龍 藤波辰巳
革命戦士 長州力
稲妻戦士 木村健悟

 

このあたりは説明不要ですね。長州は「放浪の若獅子」とも呼ばれていました。アントニオ猪木は日本プロレス時代は「若獅子」、新日プロで東スポの重鎮、桜井康夫さんが宮本武蔵をイメージして「燃えよ闘魂」と名付け、それが船橋アナ(古舘アナの先輩)により「燃える闘魂」となりました。もともと「闘魂」は師である力道山が好んで色紙に書いていた文字でした。

 

若手時代のこの2人は

スパークリング フラッシュ 前田明
青春のエスペランサ 高田伸彦

でした。他にも、

 

怒涛の怪力 ストロング小林
蒙古の怪人 キラー カーン
テロリスト 藤原喜明
黄金の虎 タイガーマスク
虎ハンター 小林邦昭
鬼軍曹 山本小鉄
突貫小僧 星野勘太郎
小さな巨人 グラン浜田
前座の力道山 荒川真

 

などなど、「闘いのワンダーランド」と番組自体にも異名を付けたワールドプロレスリング 古舘アナの名フレーズでご存知の方も多いと思います。初代タイガーは「スーパーヒーロー」「四次元殺法」「カンバックサーモン」UWF時代の高田は「ワガママな膝小僧」藤原は「仕事人」前田は「黒髪のロペスピエール」「格闘王」とも呼ばれていました。

 


 

 

◆全日本プロレス

 

東洋の巨人 ジャイアント馬場
若大将 ジャンボ鶴田
風雲昇り龍 天竜源一郎
東洋の神秘 ザ グレート カブキ
和製アメリカンドリーム ロッキー羽田
ヒットマン 阿修羅原

 

あたりでしょうか。全日勢は日本人よりガイジンの方が圧倒的です。馬場さんは後に「世界の」がキャッチとなります。「入場してまいりました世界のジャイアント馬場」「タイトルマッチに備えて髪を切ってまいりました世界のジャイアント馬場」。鶴田は後の「怪物」の方がお馴染みな人が多いかもしれませんが、80年代は「善戦マン」とも呼ばれる始末でした。

 


 

◆国際プロやフリー勢

 

金網の鬼 ラッシャー木村
和製マットの魔術師 マイティ井上
和製カーペンティア 寺西勇
まだら狼 上田馬之助
韓国の猛虎 大木金太郎
日本の虎 ヒロ マツダ

 

などなど。国際勢は「和製」が好きですね。

 


 

昭和の「ガイジン」レスラー編

 

◆新日本プロレス

 

インドの狂虎 タイガー ジェット シン
ブレーキの壊れたダンプカー スタン ハンセン
人間山脈 アンドレ ザ ジャイアント
超人 ハルク ホーガン
狂犬 ディック マードック
流星仮面 マスクド スーパースター
アメリカンドリーム ダスティ ローデス
ニューヨークの暴走狼 アドリアン アドニス
墓掘り人 ローラン ボック
ならず者 エル カネック
爆弾小僧 ダイナマイト キッド
暗闇の虎 ブラックタイガー
皇帝戦士 ビッグバン ベイダー

 

◆全日本プロレス

 

テキサスブロンコ テリー ファンク
黒い呪術士 アブドーラ ザ ブッチャー
千の顔を持つ男 ミル マスカラス
美獣 ハーリー レイス
狂乱の貴公子 リック フレアー
ダーティチャンプ ニック ボックウィンクル
キングコング ブルーザー ブロディ
流血大王 キラー トーア カマタ
アラビアの怪人 ザ シーク
不沈艦 スタン ハンセン
超獣 ブルーザー ブロディ
人間魚雷 テリー ゴディ
殺人医師 スティーブ ウィリアムス
南海の黒豹 リッキー スティムボート
スーパーフライ ジミー スヌーカ
アカプルコの青い翼 リスマルク
暴走戦士 ザ ロード ウォリアーズ

 

などが有名ですね。レイスは「ミスタープロレス」マスカラスは「仮面貴族」新日時代のブロディは「インテリジェンス モンスター」というのもあります。

 


 

もう少し後の時代では、

 

◆闘魂三銃士&四天王

 

スペースローンウルフ 武藤敬司
破壊王 橋本真也
黒のカリスマ 蝶野正洋

エルボーの貴公子 三沢光晴
デンジャラスK 川田利明
ダイナミックT 田上明
青春の握り拳 小橋建太

 

です。白時代の蝶野は影が薄く「夏男」とか「G1男」とか…古舘アナがいなくなり、古舘アナの劣化コピー某アナに変わってから質が落ちて失笑モノでした。「スナイパー」を誤って「スパイナー‼︎」と絶叫した時には悶絶しました。

 


 

◆最近の新日プロ

 

レインメーカー オカダカズチカ
千年に一度の逸材 棚橋弘至
キング オブ ストロングスタイル 中邑真輔
制御不能のカリスマ 内藤哲也

 

などなど、人気選手には今でも代名詞的なキャッチフレーズがあります。

逆に「キャッチが定着していない選手は大したことがない」と言えるくらい、重要です。

 

コロコロ変わる選手もいますが徹底すること=「コレ」というウリをハッキリさせること、がプロの世界のセルフプロデュースとして、非常に重要だと思います。

 

マーケティングの基本ですね。

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